骨董品とは種々雑多な古い道具類のことをいいます。
希少価値の高い物、あるいは美術的・工芸的に価値あるものと日々使用する品物に分けて扱ってもいいでしょう。骨董品というと「古いばかりで役に立たないもの」の意味で例えることもありますが、仕舞い込んだままになっている押入れや、旧家をリフォームするときにはチェックしてみてください。

博物館、美術館の展示品の多くは寺社、武家、貴族によっての寄進、贈答、婚礼祝い、築城、屋敷建立などに起因するものですが、一般的な日用品にもすばらしい一品が見出せます。

骨董品には多数のジャンルがあります。
時代物箪笥、建具、屏風、衝立などは最近アンティークな家具として人気があります。

文箱、小物入れ、煙草入れなどは、日用品として使用するだけでなく、これに蒔絵や螺鈿という職人技法が施されていれば美術工芸品として価値の高いものを見出すこともあります。

蒔絵というのは、漆で描いた上に金銀粉や色粉などを蒔きつけて器物の色模様を表す技法です。日本では平安時代から広がったようです。

螺鈿というのは貝殻を文様に切って漆の木地面にはめ込み、さらに漆を塗り研ぎだす手法で、奈良時代に唐より伝わったようです。

変り種として、
印籠は漆工芸の意匠ものが多く、美術工芸品として人気があります。古くは印鑑、印肉を入れていましたが、江戸時代は薬類をいれたようです。根付という紐のようなものをつけて、腰に吊るしました。

象牙は飾物、印鑑などの細工物、彫刻の材料で希少価値があります。動物の骨、角で作られた装身具などもあります。

欄間にご注目ください。天井と鴨居の間に採光や通風のための工夫です。竹の節、木の格子で透かし彫りなど高度で熟練した職人の技によるものです。デザインや絵図の美術的な価値を見逃し勝ちです。改築などで簡単に壊さないで一度鑑定してください。


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